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展示案内 Exhibition guide

平成7年から10年にかけての改修工事が終了し、資料館として整備しました。

2階は明治32年札幌農学校卒業生として初めて博士号を授与された佐藤昌介、南鷹次郎、宮部金吾の学位授与祝賀会の時の講堂の情景を再現しています。夜間は音楽会、講演会、結婚式などのホールとして貸し出しをしています。

目次
  1. 1階、2階展示室の概略
  2. 思い出アルバム登録用紙
  3. 時計台見学時間帯
  4. 時計台撮影おすすめポイント

1階、2階展示室の概略

1階展示室の平面図
1 入場券売場 受付窓口です。観覧料を承ります。
2 青い目の人形 札幌で見つかった日米親善の使者。
3 映像展示コンピュータ検索 ・時計台ミニ百科:日本と世界の時計台がすべてわかります。
・札幌の歴史写真:札幌の歴史を写真で説明しています。
・思い出アルバム:時計台来訪を記念して写真を登録しましょう。
4 文化財コーナー 札幌市内の文化財、北海道の文化財建造物を紹介しています。
5 資料コーナー 札幌・北海道の歴史と文化財がよくわかる本をそろえています。
6 世界の鐘 札幌の時計台と世界12箇所の時計、教会の鐘の音がヘッドホンで聴けます。
7 売店 時計台限定グッズもあります。
8 大型模型 ・農学校全体の100分の1模型。
・明治10年代の札幌の町並写真と農学校の写真。
9 時計台年表 1869年(明治2年)から1995年(平成7年)までの時計台の歴史
10 北海道開拓使と
札幌農学校の始まり
・北海道開拓使とは。
・なぜ農学校が作られたか。
11 札幌農学校と演武場
(時計台)
・教頭クラーク博士の着任。
・誰が演武場(時計台)を具体化したか。
・誰が設計し建てたか。
・お金はいくらかかったか。
・時計塔は何時つけられた。
12 農学校の教育 ・生徒はどのように勉強したか(新渡戸稲造、廣井勇のノートは見逃せない)。
・どのような生活をしていたか。
13 農学校の卒業生
  • 佐藤昌介、内村鑑三、新渡戸稲造など近代日本の思想界、教育界をリードした卒業生たち。
14 農学校の教師たち 農学校生徒の学問、精神形成に大きな影響を与えたクラーク博士をはじめアメリカから来た教師たち。
15 時計台エピソード ・大火の中と境内を守った生徒たち。
・時計の鐘の音はどこまで聞こえたか。
・明治初めのパーティーの食事。
・クラーク博士の教え「イエスを信ずる者の誓約」と1期生、2期生の署名複製。
16 時計台の鐘 高階哲夫の名曲「時計台の鐘」はどのようにして作られたか。
17 文学・音楽に
あらわれた時計台
・有島武郎「星座」、船山磐「郎狩平野」などに登場する時計台。
・歌謡曲に登場する時計台。
18 時計台の修復 ・建てられたときはどんな色だったか。
・修復はどのように行われたか。
・木材の新旧はどのように調べるか。
・取り替えられた古い木材 など。
19 時計台と札幌市民 時計台は札幌市民に愛されて保存されました。
20 映像展示 ・時計台修復の様子。
・文化財建造物はどのように修理するかがよくわかります。
■木部の修理(9分20秒)■棟飾り・窓の修理(3分30秒)
■屋根の修理(8分10秒)■耐震補強(4分)
■塗装修理(4分40秒)
2階展示室の平面図
21 近代建築と時計台 ・北海道内の近代建築。
・下見板張りとは。
・バルーンフレーム構造とは。
22 時計機械と時計台 ・1881年(明治14年)札幌に到着した当時の時計機械取扱説明書。
・現存する日本の機械式塔時計。
23 1928年制作時計 ・時計台の時計機械と同じハワード社製の時計機械。
・塔時計の仕組みがよくわかります。
24 時計の取扱い ・組立指示書、保守指示書複製。
・現保守マニュアル、保守7つ道具の展示。
25 時計機械室 塔時計保守の人以外は入れません。

思い出アルバム登録用紙

  • 時計台で撮影した記念写真とメッセージを館内のパソコン(画面)に登録できます。再度時計台にご来館した時に、登録した写真を見ることができます。
  • ご自身以外の他の見学者も自由に閲覧できることを、あらかじめご了承ください。
  • 写真は、時計台の一部が写っていれば、内部でも外部でもかまいません。
  • なお、既に登録したものを抹消したい場合は、ハガキなどで来館日、名前等をお知らせください。住所の変更等も来館日、名前などを明記し、変更したい内容をお知らせください。

上記の内容をご了承の上、登録用紙の太枠内に必要事項を記入して写真と一緒に郵送下さい。

送付先・お問合せ先
〒060-0001 札幌市中央区北1条西2丁目  札幌市時計台「思い出アルバム登録係」宛
電話:011-231-0838、011-231-0804

時計台見学時間帯

時計台は毎正時、時を告げる鐘を鳴らします。時計台の見学は鐘のなる時間が最適です。それも鐘の数が多い時間帯が最高です。

毎朝9時15分から10分程、2階ホールに展示してある1928年ハワード社製の塔時計の重り巻き上げと機械の説明を行っています(他の行事のために中止の時もあります)。

時計台撮影おすすめポイント

時計台撮影おすすめポイントの図
  • 時計台向かいのビルの2階テラスも見学ポイントとして開放されています。
  • 時計台敷地外には一般の通行人がいますので、ご注意ください。
  • カメラはできるだけ低い位置から構えると人物と時計塔が一緒に入ります。
撮影される人物 カメラの位置